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龍王の倉庫に行ってみた 2
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そして15分後。
「着いたぞ。」
………。
正直に言ってもいいのだろうか。
正直に言ってもいいのだろうか。
いやでもそれは、俺がバイクに乗れることをばらしてしまうことになるのか…。
そう。
ぶっちゃけると、劉の運転は俺よりも普通に遅かったのだ。
下手したら、花より遅いかもしれない。
こんなんで警察をまけるのだろうか。
最大の謎が浮かんでしまった。
「うん。」
裏口らしきところにまわり、倉庫に入る。
暗証番号を記入しなければならないらしい。
………俺の誕生日とか。
俺の誕生日とか何考えてんだあいつ。
絶対初期設定違ったけど、いじっただろ。
「……暗証番号なんだ…。」
「そうそう。何代か前の総長の大事な人の誕生日らしいぞ。」
「へー…。」
……大事な人。
…寒気が…。
絶対その場のノリで答えただろ。
ありえねー…。
「よし。龍王の倉庫にいらっしゃい。黎。」
そこのドアを開けると、そこには幹部部屋と思われる部屋へとつながっていた。
…まさかの直結…。
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