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風呂に入れたのはいいけど。
アイツが着れるような服なんてねぇーなぁ。
んー。
俺のパーカーくらいなら羽織れば着れるか?
問題は下………だよなぁ。
とりあえず、服は洗ってランドリーに回しに行かねぇーと。
星がシャワーを浴びている間に、星の着替えを適当に用意してやり、ホットココアを入れつつ煙草を咥える。
車の中の星を思い返す。
アイツのあの色気は何だったんだ………。
ぼんやりと考えていると、ダホダボの服を着た星が現れた。
ただの俺のTシャツは、星が着るとワンピースになる。そこから出ている脚はすらっとしていてきれいだ。上から羽織ったパーカーから、手は少しも出ていなくて。
…………なんかエロい。
「白石さん……下の服がない……」
「今、洗濯してっから。後でランドリーに乾燥だけしにいくな。悪いけど、それまではとりあえずその格好で我慢してくれ。俺、シャワー浴びてくる。ココア入れてあるから、飲んでおけ。身体あったまるから」
「………ありがとう」
星は小さくお礼を言うと、頭からタオルを被り、ちょこんとソファーに座る。クッションを抱えてココアを飲み始めた。
その姿をみて少しホッとする。
俺は星を待たせない為に、素早くシャワーを済ませた。
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