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    メッセージ

  • 泣詩(お知らせ更新 2020/03/23
    18年8月25日



    蝉が泣く頃、木々の話し声が騒がしい中で俺は喪服を着たまま自分の部屋に入り、床に座り込む。


    早くも葬式が終わり、俺はただただ床に座っていた。


    扇風機も回さず、窓から申し訳程度にしか入ってこない風に当たりながら息だけをしていた。


    事故が起きる前日の出来事を思い出す。


    俺達は喧嘩をしていた、ただのテレビチャンネルの争いで。


    真司(シンジ)は今流行りのドラマを観たがってたが、俺はバラエティが観たかった。