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side S. pattern２にしおりをはさみました!
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side S. pattern２
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「なにこの量！？」
「全部義理だろ。お返しめんどくせえからいらねぇってのに」
今日はバレンタイン。
今年こそ要さんとチョコプレイしようと意気込んでいたおれは、要さんが持ち帰って来たチョコにいささか不満があります。
「要さんさぁ…オンナノコが義理でこんな何個500円とかのチョコ渡してくるわけないっしょ」
「いや義理だって言われたし」
「…へぇ」
義理の！チョコに！メッセージカードで！『連絡待ってます』なんて書く女いるかボケ！！
「っち…、要さんセックスしよ」
「はあ？明日仕事だぞ。お前チョコ好きだろ？だから貰ってきたのに食わねえのか？」
「は？おれのために貰って来ちゃったの…？」
「お前が食うと思って…いらなかったか？」
「……ふぅん…いいよ、食う」
「そうか？」
「ただし、要さんと“一緒に”食べる」
「ん？ああ…それはいいけど…」
「ふふっ、要さんちょっと誤解してる。要さんと一緒に仲良くチョコ食べるんじゃなくて、要さんごと食うって言ってんの」
「は、」
「こういうこと」
ソファーに要さんを押し倒して、手近にあった高級そーなチョコを要さんの胸に押し付ける。
やめろ、とか何すんだバカとか言ってるけど、知るかばーか。
ほんとはおれが抱かれたかったけど、イライラするからおれが要さんを抱く。
「ん、あま…おいしーよ。ほら」
要さんの体で溶かしたチョコを舐めとって、口移しで要さんにも食べさせる。
貰ったチョコをほとんど開けた上にチョコローションも使ってるから部屋が相当チョコくさい。
それにしてもチョコに媚薬効果があるってほんとなのかな？要さんの顔がすっごいトロトロしてる。かわい。
「要さん。もーチョコ貰って来ちゃダメだからね」
「んっ、わかっ、ぁあっ…！！」
終わって冷静になった要さんに、ソファー汚れただろってめちゃくちゃ怒られた。
なんのための洗えるカバーだと思ってんのかな？
あー、ホワイトデーも楽しみだなあ。
fin...
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