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18歳以上ですか?
ちょっと待ってよ 翔sideにしおりをはさみました!
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ちょっと待ってよ 翔side
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「…………なあ、あんな説明で良かったのか?」
拓斗が部屋に戻った後で、さっきの話の続きをする。
「え…?何が……??」
なんのことか分かるはずなのにわざとそう言ってニヤッとしている一葉。
「一葉ってそういうところ本当いい性格してるよね」
少し苦笑いをして一葉を見る。
「そう?別に本当のこと言っただけだけど。
“俺”は。」
「……なんで俺といる時だけオネエ口調やめんの?別に俺に気を使ってるなら………」
「別にそういうわけじゃないけど。
なんかあんたといる時はこっちの口調の方がしっくりくるから」
「何それ意味わかんない」
「分かんなくて結構、ねぇ、それよりさ……」
そう言ってグッと顔を近づけてくる一葉。
長かった髪はバッサリ切って、すっかり男らしい顔になった一葉。
でももとから、本当に綺麗な顔をしてると思った。
「シようよ……?俺たちも」
そんな風な顔をしないで、そんな目で見ないで
………ちょっと、
待って………………
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