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ああにしおりをはさみました!
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ああ
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閉園時間までしっかり楽しんで、もう最高の1日だったけど、その日は本当に幸せな日になった。
「ホテルに行こう」
温和に連れられてついたホテル。外観も内装も落ち着いた雰囲気で素敵だ。
「ここスイートルーム?」
部屋はとても広くて、装飾も華やか
「そう、気に入った?」
「うん。でも高いだろ?」
他はどうかはわからないが、いくら華菱の給料が良くても、新入社員の温和がそんなに貰えるとは思えない。
温和のことだから、経費でとか俺の交遊費を使ってってことも考えられない。
坊っちゃんの俺だって、ある程度の知識はあるんだ。
「温和、こんな高いトコ大丈夫?俺、もっと普通の部屋でいいよ」
心配する俺に
「大丈夫。今日は初めてのお泊まりで特別だから…」
と笑ってくれた。
「温和、大好き!!俺が自分で稼げるようになったら今度は俺が連れてくるからね」
父さんはお金に厳しいから、俺が使える金はごくわずかしかない。
「楽しみにしてる」
ギュッって抱きついた俺を温和も抱き返してくれた。幸せ♪
夕食も美味しくて、あっという間に夜は更けていく。
「千、一緒にお風呂、入ろうか?」
テレビを見てのんびりしていると温和が言った。
「えっ一緒に?」
「そう、一緒に」
一緒…
確かに前、裸を見られてるし温和のも見てる。男同士で恥ずかしいもないんだけど…
やっぱり、好きな人と入るのは緊張する!!
「いいっ!! 俺、後からでいいから温和入ってきて」
「はぁ、ダメか…じゃあ、千が先でいいよ」
「ううん、いいよ、温和入ってきて!」
先に入って待つ時間、どうしたらいいかわかんないもん…
「…わかった。入ってくる」
そう言って温和は浴室に向かった。
あぁ…ついにこの時が来た。
怖い…でも繋がりたい
俺は悶々とした気持ちで温和を待ち、テレビの内容なんて全く入って来なかった…
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