アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
プレゼントにしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
プレゼント
-
「千、これやるよ。甘いもの好きだろ?」
家から帰る孝哉に渡された。
「チョコ。温和と食べろよ」
「わかった。ありがとう」
週末、温和の家にお邪魔する。
今日は、温和の仕事の都合で遅くなって、時刻は23:00を廻っていた。
「千、俺 風呂に入って来るから、ちよっと待ってて」
「わかった。あっ、温和、これ孝哉からもらったんだけど、あとで一緒に食べよ!」
俺がチョコの箱を見せると、
「何?チョコ…? 俺、甘いの好きじゃないから、千が食べていいよ。」
と、頭を一撫でして、部屋を出ていく。
そっか、温和、甘いもの苦手なんだ。
バレンタインは何か、別のものを考えなきゃ…
先の事だけど、あれこれ、考えてしまう。
何にしようか悩みながら、孝哉がくれたチョコを開けると、少しサイズの大きいチョコが2つ、収まっていた。
美味しそう…
1つ、手に取り口に運ぶ。
すると、一気に口の中に甘さが広がった。
ソファーに座り、雑誌を手に取る。鞄とかネクタイ…アクセサリーもいいな。温和はカッコいいから、どんなのでも似合いそう
温和がアクセサリーを着けた姿を想像しながら、もう1つ、チョコを口に入れた。
ドクン…
あれ…?なんか鼓動が速い。体も妙に熱くなってきた。
風邪でも引いたのかな…?
そうこうするうちに、体はどんどん熱くなり、ドクドクと脈が速まるのを感じる。
おかしい…俺、変な病気にかかったんだろうか?
ハァハァハァ…呼吸も荒くなってきた。
寒気等は一切、ないのに何故か、下半身が疼く。
助けて…温和
俺の心の声が聞こえたかのように、温和が部屋に戻ってきた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
43 / 107