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クリスマス24にしおりをはさみました!
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クリスマス24
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ガチャ ドアの開く音がする。
温和だ !!
俺は走って玄関まで行くと、温和が俺を見て微笑んだ。
「おかえりなさい!温和」
「ただいま」
温和の首に腕を回し背伸びをすると、おかえりのチュウをした。
唇を離し、温和を見ると目を見開いて驚いている。でもそれは一瞬で、俺を抱き締めると
「千、もう一回」
と顔が近付いてきた。目を閉じると、温和の熱いキスを受け入れる。
「んっ…」
でも、直ぐに離されてしまった。
「残念だけど、時間切れ。今から出掛けるから、一緒にシャワー浴びるよ」
「えっ…出掛けるって何処に?」
「ナイショ」
楽しそうな温和に腕を引かれ、浴室に入った。
昨日は気付かなかったけど、俺の体には紅い跡がたくさんついていた。胸から足に駆けて散らばるその跡に顔が熱くなる。
「温和、付け過ぎ」
恥ずかしくて、俯きながらそう言うと
「虫除け」
と俺の体を洗いながら、微笑む。
「はっ?虫なんて付かないよ。俺は温和の方が心配。温和、モテるんだから…」
そう、俺なんかより温和につけたいくらいだ。
「じゃあ、千が付けてよ。ココに…」
温和が指差すのは、鎖骨部分。
そこはワイシャツの釦をしっかり止めれば、見えないが、緩めた時には確実に見られてしまう場所だ。
「誰かに見られちゃうかもよ」
温和を見上げる。
「いいよ。俺、営業じゃないし、見られても平気」
「でも…」
俺が迷っていると、浴槽の縁に座り俺の手を引く。
「ねっ。付けてよ、千之助」
そんな風にお願いされたら、迷いも飛ぶ。
俺は温和の肩に手を置いて、チュウーと吸ってみた。
温和の首に紅い跡がつく。
「なんか…温和、エロい…」
妙に艶がでて、色気が増した気がした。
跡を凝視する俺を見て、温和が微笑む。
「一つでいいの?」
「…もっとつける !!」
俺は首から胸に駆けてキスを落としていく
「たくさんついたね」
俺がつけた跡を見て、温和が頬を撫でた。
「温和は俺のものだから」
俺が微笑めば、温和も微笑んだ。
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