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18歳以上ですか?
クリスマス26にしおりをはさみました!
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クリスマス26
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「美味しい !!」
サンドイッチしか食べてなかったから、お腹が空いていた俺は出された料理をパクパク食べる。そこへ孝哉がグラスを持ってやって来た。
「千、酒飲むか?」
グラスを渡されたけど、俺は17歳。
「孝哉、俺まだ、未成年」
「知ってる。でもクリスマスぐらい、いいじゃん。なっ♪」
えっ?いいの?イヤ、だめだろう…
でも、ちょっとくらいなら、いいかなぁ…
俺が迷っていると
「孝哉、未成年に酒を勧めるな」
温和の落ち着いた声が止める。
「え~ちょっとくらい、いいじゃん。千も興味あるだろ?」
まぁ、ちょっとは…
そんな俺を見て
「千が、二十歳になったら一緒に飲むのが、俺の夢なの。だから、それまで我慢な
」
と温和に言われた。
夢かぁ…なんか、こそばゆい
「うん♪楽しみにしてる !!」
温和に抱きつくと、ギュッてしてくれて、兄さん達がいるのも忘れて甘える俺。
「ちぇ~」
孝哉の残念そうな声は無視して、俺はジュースを飲み、楽しんだ。
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