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いざ、裏社会! 2にしおりをはさみました!
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いざ、裏社会! 2
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♪~♪~……♪♪~……
…あ……
綾瑠はスマホの着信音で目が覚めた
あの夢は誰かの記憶で間違いないみたいだな…普通あんな状況の中で楽しいって感情になるわけない。俺は一体誰の記憶を見ているんだ?
♪~♪~……♪~♪~……
綾「そんなことより電話!」
綾瑠は飛び起き電話に出た
綾「もしもし雷にぃ?遅くなってごめん」
『いえ、大丈夫です。それよりも綾瑠貴方は、
ちょっと、成希!?』
え!?成希!?なんであのボケ茄子が兄ちゃん達と…まさか!
『おい、綾瑠。俺の声聞こえとるか?』
綾「ああ、聞こえてる。もしかしてお前が蛇神なのか?」
『正確に言うとその生まれ変わりやな。って、
そんなことは今どうでもええねん!綾瑠、お前
なんて言って2人を飛ばしたん?』
綾「え?確か…」
…雷翔、風翔、蛇神の元へ行け
『うーん…指示通りやな…ならなんで…』
綾「どうかしたのか?」
『…いや、これは直接会って話すわ。今からそっちに
2人を連れて行くから待っとれ』
綾「お、おう…」
成希はじゃあの、と言って電話を切った
………………
綾「成希も神だったのか…」
まぁ、これでさっきの疑問も解けた。なんで雷にぃの口から成希の名前が出てきたのか。…それにしてもいつ会ったんだろ?……それも含めて帰ってきたら聞くか
綾瑠はソファに座り3人の帰りを待った。そして、数十秒も経たないうちに3人の姿が現れた
綾「おかえり、兄ちゃん」
風「おう」
雷「ただいま」
成「俺にはないん?」
綾「お前の家じゃないだろ」
成「別にええやん」
そう言って成希は床に座った。雷翔と風翔は勿論綾瑠を挟んで座った
綾「それより、話って何?俺、ヤバイことでもした?」
成「そこまでヤバイわけやない。せやけど、
ちょい確認したいことがあるんよ」
成希はちょい上向き、と言って指で上を指した。綾瑠は素直にそれに従い上を向いた
成「ん、もうええよ。特に変なとこはないな
ならなんで俺まで一緒に飛ばされたんやろ?」
綾「知らない。何処に飛ばされたんだ?」
成「俺が祀られてる神社や」
綾「え?……あー、お前神なんだっけ?」
成「せや。因みに俺はこの双子より年上やから」
綾「俺と同い年じゃないのか?」
雷「成希は800年以上生きていますよ」
綾「はぁ!?クソ爺じゃん」
成「喧しいわ!そないなこと言っとると力やらんぞ!」
綾「それは困る」
成「即答かい…」
綾瑠ははぁ、と溜息をつく成希を無言で見ていた
それにしてもこいつが兄ちゃん達より年上で、蛇神の生まれ変わりか………いやー…ありえない
成「綾瑠、あんた今、めっちゃ失礼なこと考えたやろ?」
綾「ああ、考えた」
成「少しは否定せんか!」
そう言った成希に対し、綾瑠は笑った
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