アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
88にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
88
-
何も起こらない
黄瀬は普通に練習してる。
まぁお仲間がいないからだろうけど。
話しかけてもこない。
けど、テツヤさんをチラチラ見てるのはわかる。
そんなに気になるなら話しかければいいのに
花「おーい、黒瀬君?何ぼーっとしてるのかな?」
黒い笑顔と共に俺の目の前に立つ花宮先輩
こわい….
佑「いやぁ…ちょっと考え事….?」
花「ほぅ…そんな余裕があるのか。メニュー増やしてもいいんだぞ?」
佑「遠慮しまーす」
タダでさえきついのに…ほら、テツヤさんなんて床に倒れて…倒れて!?
佑「て、テツヤさん!?大丈夫ですか!?息してますか!?」
呼びかけても返事がない…やばいぞ!
佑「花宮先輩ーーー!テツヤさんがぁぁぁぁ!」
花「は?そんなんで….倒れてる…!?や、やべぇ…そんなハードだったか!?」
霧崎メンバーはテツヤさんがこんなにも体力が無いことを知らなかったらしい…
でも通常、学校での練習では倒れないってことはそこそこ体力も付いたのかな?
黒「すみません…久しぶりにあんなに動いたので…」
花「いや、普段より二つほどメニュー増やしただけなんだけどな…」
その二つがテツヤさんに取っては命取りになりかねないということか…
ふと、誠凛と海常の方へ目をやる
黄瀬と目が合った
けど俺から先にそらす。
ちらっと横目で黄瀬を見てみると今度はテツヤさんを見ていた。
あいつは一体何がしたいんだ….?
結局、その日は何も起こらなかった。
黄瀬も話しかけてこないまま。
でも….明日あたりに…何かあるかも…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
88 / 151