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サイレントボーイくん 言葉..*にしおりをはさみました!
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サイレントボーイくん 言葉..*
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サイレントボーイくんが用意してくれたペンを受け取ってさっきの言葉に返事する
『何話す?』
『とりあえず、さっきはありがとうございました』
さっきのこと、は恐らく先輩に絡まれているのを助けた事だろう。
『どういたしまして』
それからは何を続ければいいか分からないのか俯いて何も言わなくなった .
……
しばらくの沈黙が続く 、
『りと、って……読んでくれて、嬉しかった…』
小さい薄い、遠慮がちな字で
それでもハッキリ。
まさかそんなことを言われるとは思わず、嬉しくなって
「梨斗くん」
微笑みながら声に出して名前を呼んだ
目を丸くして、恥ずかしそうな、嬉しそうな
そんな複雑な顔をしている梨斗くんは不覚にも可愛いと思ってしまった。
その顔を隠すようにまたペンを走らせて紡ぎだした .
紙の真ん中に大きくかかれていたのは
『なんですか、絢斗くん』
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