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カラおそ・7話『俺がいるから』にしおりをはさみました!
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カラおそ・7話『俺がいるから』
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カラ松「おそ松が無理に元気なフリしてるのは辛い」
おそ松「...お前、気が付いて...っ」
カラ松「あぁ気付いたさ...。前にあったレイプの事か?」
カラ松は困惑した顔付きで優しくおそ松の右頬を撫でる。おそ松はカラ松の優しい温もりに目を閉じてカラ松の手の甲に自分の手を重ねる。
おそ松「あぁ正解...さすがカラ松だな。はは、お前にたくさん優しい温もりをもらってのに駄目だな、俺は...。毎晩、あの出来事の夢が出てきて胸が押し潰れそうで...恐くて、大人になった今でも情けねぇよな...」
僅かに震えるおそ松の手にカラ松は優しくおそ松を抱く。
カラ松「情けなくないぞ、子供だろうが大人だろうが誰1人トラウマが無い人間なんて居ない...。おそ松...お前は1人で抱え込むな。恐かったら恐いって言えばいい。お前には俺が居るだろ?」
おそ松「あはは、ありがとうな...。お前には最近支えてもらってるばっかりだなぁ...」
瞳を潤わせながらカラ松の胸板に顔を埋めればカラ松は今よりも優しく包み込むようにして抱きしめる
カラ松「少しでもいい。おそ松の支えになりたいんだ....。おそ松がそう思ってくれてるなら尚更嬉しいぜ...」
おそ松「っ~...ったく、お前ってさ。やっぱ痛てぇし恥ずかしいよな...」
カラ松「え...!?俺は事実を言っただけで....」
おそ松「知ってるよ!っ...だからこそ真顔で言うお前が恥ずかしいんだよ。あぁ、ったく、こんなのが好きとか俺も相当物好きだな...。大好きだよ...カラ松...」
カラ松「っ!?あ、あぁ、俺もだぞ!おそ松の事が世界一番大好きだ」
誰も居ない道端でカラ松は優しくおそ松の髪に口付ける。おそ松は小刻みに身体はふるふると震わせて擽ったそうにする
おそ松「っ~...恥ずかしくて死ぬ...」
カラ松「最初に愛の言葉を紡いだのは、おそ松兄さんだろ」
身震いする長男にカラ松はフッと笑い、キスするのを止めずにおそ松の髪から頬にキスの雨を落とせばおそ松はカラ松の額に軽くデコピンを与える
カラ松「痛っ、何をするんだ..?せっかく愛のハグを愛しいMyeブラザーに....」
おそ松「調子に乗るなって。ここ外だぞ?やられてる俺の身も考えろっての、マジ恥ずかしい...」
カラ松「す、すまない..」
しゅんっと肩を落とすカラ松を見て罪悪感を感じたおそ松は『え、俺がわりぃの?これ...』と内心呟きながら頭をごにゃごにゃとさせて大きく息を吐き捨てカラ松の胸ぐらを掴み引き寄せてはカラ松の唇にキスをすればカラ松の唇に人差し指を当てる
カラ松「え...」
おそ松「....今回は特別だぜ」
おそ松からのキスに目を見開いて唖然とし石化したかのように身体を硬直させる。バフッと効果音が鳴る勢いで真っ赤にして口許を手で覆う
カラ松「なぁっ.....!『おそ松から...おそ松からキスされたぁ!!すげぇ嬉しいこの上無い!!』」
おそ松「~....すげぇ顔が赤い」
カラ松「....っ~愛する人からキスをされて嬉しいに決まってるだろう。おそ松、俺は今日の出来事は一生の宝だ...」
顔を真っ赤にさせたまま、おそ松の両手を握りながらそう言うカラ松におそ松は照れたようにくしゃと笑って「大袈裟だな...。だけど嫌じゃねぇよ。そう言ってくれて嬉しい」っと返せばカラ松はおそ松の唇に自分の唇を重ねてキスをして唇をソッと離す
おそ松「んなぁ...!っ...不意打ちやめろよ...」
カラ松「可愛いよ....先のお返しで俺からの愛を。愛しい、兄貴に...」
おそ松「っありがと、お前のおかげで元気になったよ!たい焼きでも食べに行って帰ろうぜ?」
カラ松「あ、あぁ!」
おそ松「ちなみにカラ松の奢りで頼むよー」
カラ松「え?....仕方ないな、他の4人には内緒だぞ」
おそ松「おう」
手を繋ぎながら肩を並べて道を歩く2人。 昨日よりも少しは素直になれたかな...
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