アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
なんだこれ!!にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
なんだこれ!!
-
腐男子な俺に地雷はないが現実のチキンな俺には地雷という程のものではないが苦手なものがある。それは、そう。俗に言う「不良」だ
それならなんでこの高校に入ったかって?そりゃ決まっているだろう。不良ホモを拝むためだよ!!
もうね、不良ってなんであんなにそそるのでしょうね。不良受けでもいいんだけど俺的には不良攻めがとても見てみたいわけでして、えぇ。昔は尖ってた不良様が受けちゃんに出会って受け溺愛系かれぴっぴに変化していく様を見守っていきたい!いや、見守らせてください!!って感じなわけですよね
そんな俺は無謀にもこの高校に入学を決めてしまったわけですよ。あの時の俺に現実を突きつけてやりたい。バカめ!!
いや、あの、ほんと助けてください
ホモのためと思ってなんでもできると思ってた俺が馬鹿でした
なんか不良様と教室に2人っきりなんですけど…泣きそう。チキンオレ泣いちゃう。チキンオレっていちごオレみたいだな、不味そう…
なんで二人っきりになってるのかと言うとですね、よく分からないです
えぇ、よくわからないです
もう一度言いますね?
よ く わ か ら な い で す
そんなん俺が一番教えてほしいよ!!っていうね!!!!
俺は多分さっきまで寝てたんだよ。
梓が「委員会の仕事でちょっと遅れるけど一緒に帰りたいから待ってて〜!!」って言うからさ。可愛い可愛い梓からのお願いだし待ってたんだけど昨日ホモで盛り上がりすぎて眠れなかったせいかなんなのかわかんないけど急に眠気がきて「梓が来たら起こしてくれるだろ」って思って寝たわけです
つーか、あのね?めっちゃ気まずいし恥ずかしいんですが。主に俺が。
俺は机の上に腕乗っけてその上に顔を左側に向けて寝てました。なんか顔がくすぐってぇな〜って思って目を薄く開けたらなんか知らん人に顔やら髪やらを撫でられていてですね。寝ぼけていた俺はその手が気持ちよくて擦り寄って?しまったわけですね…
したらなんか「あ?起きたか?」って知らん声聞こえて来たと思ったら知らん顔が目の前いっぱいに広がってね?それで一気に覚醒した俺は
「うっわぁあああ!!!!」
…思いっきり叫んでしまったわけですよ
「…うるせえな」
「…ッ!ぅ、ご、ごめんなさ」
「あ?なんて言った?」
「ッ!!!」
もうこれ怖いなんてもんじゃないんですけど。チキンチビっちゃいそう
だって目の前にいかにも不良です!って感じのお方がいるんですよ。チビっちゃいます。いや、チビりませんけどもね?!それぐらい怖いってことです察してください…ん?よく見るとこの不良様めっちゃかっこいいんですけども!!まさに不良攻めって感じなんですけども!!意地悪なのもいい、でもやっぱり受け溺愛系に育ちそう…えっ?好き…まさに理想のホモ…
「なぁ」
「…」
「なぁって」
「…」
「…おい」
「ひゃい!!!!」
「…ッぶは」
「…んぇ、ん?」
頭の中で腐男子な俺がバッタバタと悶えていると突然地を這うような低音ボイスが聞こえてきて本能で危険を察知した俺はよくわからないながらも返事をしました
だけどよほど焦っていたのか噛んで裏返ってって…恥ずかしい
それに気づいたのも不良様が吹き出してから数秒後のことで、気づいた俺はだんだんと自分の顔に熱が集まっていくのがわかった
。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 6