アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
初デート:一方その頃の犬はにしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
初デート:一方その頃の犬は
-
*
朝、いつも持っていくマシュマロを
焼いて
割箸にくっつけて
冷凍した
のをクーラーボックスに入れて持って行った。
それを屋上で出したところ・・・
女神が降臨した。
オレの両手を握って、キラッキラした目で俺を見つめる女神。
なんだろう、オレなんか召喚の儀式とかしたっけ?
『土屋、お前天才だな』
ものすごい気迫を感じながらマシュマロアイス(仮)を渡す。
見た感じ焼きトウモロコシみたいになってる、白いマシュマロ
所々焦げ目がついてるけど、その上から冷気が覆っている。
「だだだ、だろ?は、はい。」
割りばしだからバランスが悪い
ちょっと多くくっつけすぎたかもしれない。
黒井は若干ふらつきながら白いトウモr…マシュマロアイスにかぶりついた。
口の中が冷たくてハフハフしながら食べるその姿は本当にかわいい。
「ん、フフ...。」
口をもぐもぐさせながら黒井が笑う。
口の中に入っているものが何時もとは違って硬いからか
普段より頬が膨らんでいる。
リスみたいで可愛い、かわうぃい、冷たいからって眉根にしわが寄っている。
それもかわいい。オレの頭の中は可愛いでいっぱいになった。
その後、スポーツ科学科の生徒が水泳の授業をしているのを屋上から眺めた。
『よくやるよなぁ…。全身運動だろ水泳って。』
とか
『陸上生物が泳げるようになる必要なんてないじゃん』
とかいいながら、すごく羨ましそうだった。
オレたち普通科は水泳の授業がない。
水の中で涼しく体育ができるのは黒井には羨ましくて仕方ないんだろう。
今度プールに誘ってやろうかな、うん。
べ、べべべ別に、黒井の水着姿が見たいとかそういうんじゃないんだからなっ!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 45