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18歳以上ですか?
5にしおりをはさみました!
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5
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俺を抱きかかえて、ベットの上に下ろした
後ろから抱きつかれる体制になった
「.....雷の音より、俺の心臓の音聞いて」
.....落ち着く.....
....ドクン....と流れる音
「楓様.......ありがとう...ございます....」
「いいんだよ。むしろ、気づけてよかった」
俺は今までで一番と言って良いほど楓様に近づいていた
それに呼吸が落ち着くまでずっとさすってくれた
「いい子だね」
落ち着いた頃、襖が開く音がした
宗一郎様がいた
「楓、いたのか、帰ってこないから少し焦ったぞ。」
「...あぁ、ごめん」
「優くんは体調が悪いのかい?」
「雷が怖いから、落ち着かせてる」
「そうか....苦手だったのか....君は、似ているよ。莉音さんに」
「....り....おん....さ...ん....?」
「その人は誰なの?」
「.....俺の....母上...です.....」
「母上....!?」
「....宗一郎様は...何故母上を知っているんですか...?」
「....友人だったんだ。斬夜夫婦とね」
「......友人......」
「殺されたと知ったのは君が重症でここに来た時だった。なぜ、潰そうとしたのか、理由が知りたかった。知った時は君と同じように、心底恨んだ。何年も会っていないし、手紙も返ってこない。おかしいとおもっていた、行けば良かった....彼らの家に、行ってさえいれば....君をこんな風にならせたりしなかった...」
「......いいんです....煉獄所のメンバーも入れ替わりました。それだけでいいんです....夫婦として許してくれたそれだけで嬉しいんです...」
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