アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
color-11にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
color-11
-
きいろは、行為後のピロートークは苦手だった。
あきなは、そんな自分を知って知らずか、最初からあっさりしていてそういうところもお気に入りだった。
裸のあきなを優しく抱きしめて、口づけをする。
「...ふぅっ、きいろ、今日は優しいのね。いつもなら、シャワー浴びてすぐ帰っちゃうのに」
あきなは、きいろの鼻にキスをした。
くすくすときいろは笑った。
「大事なひとにプレゼントをしたから。」
あきなにとって、きいろは精神安定剤のようなものだった。美しく、綺麗なきいろに抱かれていることは自分のプライドを守ってくれた。きいろは、美しいものが好きだと言ってくれたからだ。
「大事な人?羨ましいわ。なにをあげたの?」
高級なバッグだろうか、洋服だろうか。
「うーんとね、綺麗なお星さまだよ」
きいろは、にこりと笑った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 329