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プロローグ1にしおりをはさみました!
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プロローグ1
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目を覚ますとベッドの上で寝ていた。
「ここは?」
「翔ちゃんの部屋だよ」
ガバッと起き上がると、理央が目の前にいた。
ニコニコと笑っている。
部屋をざっと見ると、俺のいつも過ごす部屋とは違った。
理央は俺の部屋に来たことないから完全に理央の想像だろう。
シンプルなデザインで、インテリアの雑誌にある家具の安い部屋みたいだ。
分かりやすく言うと普通だ。
「翔ちゃんなにぼーっとしてるの!早くしないと」
「え・・・?」
めざまし時計を見るとすでに7時半だった。
「これ間に合うのか!?」
俺の家から学校の距離だと余裕で間に合わない。
「朝ごはん抜けば間に合うよ」
「よしご飯は持っていくか」
ベッドから出て、部屋にあるいつもの制服を着て、菓子パンをカバンの中に入れて家を出た。
お腹は減っているが、始業式から遅刻するよりマシだろう。
「でも理央はなんで部屋にいたんだ?」
「一応双子の妹だよ!プロローグでは一番よく出るキャラって設定だからね」
「設定って言うなよ!」
ってことは理央は今「女」なのか。
・・・俺もこんな格好だけど女って設定だ。
・・・いろいろ突っ込みたい。
プロローグってなんだよとか、いろいろな。
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