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2章ー11にしおりをはさみました!
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2章ー11
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電子手帳に泉の好感度が少しダウンしたと後で書いてあった。
安達や金城先輩の感じならなんとかなったし大丈夫だと思ったけど、口説かれるとダメみたいだ。
どう答えるべきなのか分からない。告白とかされたこともないし、されるわけないと思う。
俺は目立たないし、もてない。それは俺の特徴でもあり、意図的にそこにはまろうとしている。
理央の隣にいたら目立ちはするけど、あくまで「理央の友達」、「理央の隣にいるやつ」、「理央と付き合ってる人?」くらいだと思う。
ここまで考えて男だからヤダとか、そこまで考えてなかった俺に困惑した。
慣れって恐ろしいな・・・
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そろそろテストが返ってくる。
テスト勉強は一応した。金城先輩との勉強会でもした。
だから補習はないと、思いたい。
数学ではこの問題見たことあるようなと思いつつ解いた。
ほかの強化でも大体同じ。
さてどうなるかと思いつつ帰ってきたテストを見る。
結果は、赤点0。
つまり補習はないわけで。
まあいつも平均は取れてるけど秀でているわけでもないという結果ではあるが。
これこそ、俺だろ。
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