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2章ー14にしおりをはさみました!
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2章ー14
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家に帰って電子手帳を見返すと、大体皆それなりに好感度が上がっていることに気が付いた。
恋愛フラグ自体がまだ少ないからというのもあるけど、それにしては簡単に溜まっているような気もする。
それを理央に聞いてみた。
「ああ、それはね、やり直しだけはできる限りしないようにしてるもん」
ニコニコとしていた理央にそう言われた。
「あとは白黒つけやすいようにはしてるよ」
「白黒?」
「本来、人の性格ってこうだ、って断定できるものじゃないでしょ?」
俺はこくんとうなずく。
「でも、この小説の世界ではイエスならイエス、ノーならノーって答えを出しやすくしてるから、この人が好感持ちそうだなってことを言えば簡単に好感度は上がるよっ」
理央はプロローグから、あまり会わない。
家には大体いないし、出るときには、理央は先に出ているからだ。
でも、時折アウトアドバイスをくれる。
やっぱり作った本人に聞くのが早いよな。
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