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3章ー3にしおりをはさみました!
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3章ー3
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次の日。
・・・起きると体が少しだるい気がした。
なんだろうな。ここまでだるいのは久々かもしれない。
熱を測ると37度7分だった。
・・・よし行くか。これくらいなら平気だ。
しかし、平気じゃなかった。
朝チャイムが鳴るまでの数分間起き上がることができなかった。
三条先生に少し心配されたけど単純に眠いだけだと答えておく。
夜更かしもしてないし、毎日ちゃんとご飯も食べてるのに。
なんで熱なんてでたんだろ。微熱だけど。
授業も何とか起きていたけど頭に入らなかった。
それでも微熱だし、と思って授業をうけた。
昼ごはん。いつものように泉と食べていた。
しかし菓子パンがのどを通らない。
「中村さん・・・なんかしんどそうだよ?それに顔も赤いし、保健室行ったほうがいいよ」
泉の顔がぼんやりと見える。
「そうする・・・」
「ボクが支えようか?」
「大丈夫」
俺はゆっくりと保健室に向かう。
また授業始まる頃に戻ればいいか・・・。
ぼんやりとした頭の状態でそんなことを考えていた。
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