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3章ー4にしおりをはさみました!
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3章ー4
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保健室に向かうと、なぜか安達がいた。
「中村?」
安達は少し驚いていた。
俺は安達がいることに少し動揺しながら保健室の先生を探してみる。
しかしいない。
「おい顔赤いぞ、ベッド行け」
そういって俺を支えながらベッドまで案内した。
安達が気を遣うなんて珍しい。よっぽど具合が悪く見えるのか。
ベッドにつく。心地いい・・・。このまま寝そう。
「熱あるだろ、体温計探すから待ってろ」
安達は慣れた手つきで体温計を探して持ってきた。
ちゃんと測れ、となぜか睨みつけながら俺に体温計を渡す。
測った結果、38度9分。熱上がってる。
「おい・・・なんで学校休まねぇんだ」
「大丈夫だと思ったし・・・朝は微熱だったし」
「大丈夫じゃねぇよ。病人は休んどけ。先生は休憩終わったら来るって言ってたからちゃんと説明してもう早退しとけよ」
安達は氷嚢を用意して俺に渡す。
「ずいぶん慣れてるな」
「どーでもいいだろ」
安達は布団を俺の肩までかける。
俺はそのまま眠りについた。
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