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Lesson3にしおりをはさみました!
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Lesson3
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ドア開閉音。
修二 さぁ、入って。
蛍 お邪魔...します...
修二 どうした?さっきの勢い、なくなっちゃった?(笑う)俺の部屋じゃマズい?
蛍 いえ...あの...
修二 始めに言っておく。今はお前の気持ち、受け取れない。
蛍 ...ですよね...やっぱり俺じゃ...
修二 そうじゃない!ったく、人の話最後まで聞けって。だからお前、凡ミスするんだぞ。
蛍 はい、気をつけます...
修二 受け取れないって言ったのは、お前が俺の教え子だからだ。
蛍 えっ?栗生先生、俺のこと嫌いなんじゃ...
修二 誰もそんなこと言ってないだろう?仮にも俺は教師を目指していて、お前は俺の教え子だ。その教え子に手出しちゃマズい...だろ?
蛍 ああ...
修二 早く大学生になれ。それまでお前の気持ち、大切に取っておくから。
そう言うと栗生先生は俺を抱き締め、おでこに軽くキスをした。
修二 今はここまで!続きは大学生になったらな。(笑う)どんなことするのか、ちゃんと勉強しておくんだぞ、蛍。
蛍 それくらい、俺だって知ってます...
修二 そうか。それは楽しみだ。(笑う)
蛍 あっ、でも...
修二 ん?どうした?
蛍 先生、恋人いるんじゃ...
修二 いないよ、何で?
蛍 四組の白石が、先生男の人と肩組んで歩いてるの見たとか...
修二 ん?誰のことだ?
蛍 誰のことって、そんなにたくさん...?
修二 友達だよ、友達。それ多分、享だな。
蛍 享...さん...
修二 実習中会ったの享だけだから。あっ、そうか...なるほどね。
蛍 何...ですか?
修二 何で蛍が告白してきたのか、やっとわかった。その目撃談で、俺がゲイだって噂立ったんだろう、違う?
蛍 そうです。
修二 いいこと教えてもらった。明日が楽しみだな。(笑う)
蛍 ?
翌日栗生先生は、噂を逆手に取るような離任挨拶をした。体育館を大爆笑させた実習生は始めてだと、教頭が苦い顔してた。
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