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187*にしおりをはさみました!
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187*
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ヴィ....ヴィヴィヴィ...
「はっ...かはっ...」
部屋中に響くくぐもった機械音
身体の中を駆け巡る振動
初めて受けるその感覚に少年は戸惑うように身体を震わせていた
「へぇ、そんな反応するならもっと早く使ってみるべきだったな」
彼は笑いながらその様子を眺めて煙草を吸っている
手には小型のリモコンが握られてそれは離れたところでも操作ができるようになっている
それは少年の小さな蕾を押し広げて打ち込まれたシリコン素材の杭へと通じていて、彼のさじ加減一つで振動の強さも動きも変えていった
「ぁあ...ぅぅ..」
アヒル座りになった少年の間からは刺激に反応したモノがすでに上を向いていた
先端からは透明な蜜が溢れて竿まで伝っている
彼はベットに腰かけながら目の前で無機質なバイブに身悶える少年を見下ろして笑う
「すっごいね?そんなにいいの?顔とろっとろじゃん」
足の先で少年の滴る先走りを掬うと少年は一層ビクンと腰を浮かせた
身体...ビリビリするの
なんで?これ...なぁに?怖いよぉ...
少年は潤んだ瞳で吐息も熱く彼を見上げて不規則な動きに耐え続けていた
今まで彼はそういった性玩具的なものを使用したことがなかった
それはただ彼の独占欲から来るもので、物でさえも自分以外が少年に触れるのが嫌だった
少年は彼以外受け入れてはいけない、彼以外のもので感じるなんてもってのほか
だからそういった類のものは使ったことも、使おうと思ったこともなかった
自分だけで十分だと思っていた
けれど気まぐれで与えてみたものは彼の予想をはるかに超えた姿を見せた
「ぅ...んぁぁ...」
振動に合わせて声を上げ潤んだ瞳で焦点も定まらない少年に彼はひどく苛立ちを覚えていた
俺じゃなくてもいいのかよ
自分で仕掛けておきながら自分以外に悶える姿に嫌悪すら感じてしまい、胸がまた一層黒くなっていく
「自分だけ?俺のもしてよ」
彼が履いていたスエットに手をかけてみると、いつもならすぐに反応してくるはずの少年が来ない
ぼんやりした目で狼狽える姿がまた彼をイライラさせていく
彼は少年の髪を掴んで自分の股座に押し付ける
「あのさ、また一から教えなきゃダメなの?」
「ぁ...ぁう」
腫れ上がった顔を歪めて少年は震えながら彼のスウェットを引き下げる
少年とは違い嫌悪を抱いた彼のモノは柔らかく興奮などはまだ遠い向こうだった
まだ柔らかい彼のモノを口に含んで力なく吸い上げる
弱弱しく指で擦って立ち上がるのを促してみても一向にその兆しを見せなかった
彼は徐に持っていたリモコンのスライドを強に向って親指で引き上げる
すると強くなった振動は少年の全身を駈けて、咥えた彼のモノまで震えさせた
「ひぁっ...あっぁぁっ!!」
少年は思わず彼のモノを吐き出すように声を上げ、そしてパタタッ...と自身の先端から白く濁った熱を溢れさせた
それは少年の先端をいじるように向けられた彼の足の甲にまで零れて足先を濡らす
「あーぁ、なんもしてないのにイっちゃった」
倒れこむように彼の内腿に顔を寄せる少年はイった後も衰えることのない振動に身体をぴくぴくと反応させている
「汚ねえな」
彼は軽く舌打ちするとぐったりした少年の髪を掴んで自分の方を見上げさせた
白目がちだった目がゆっくりと彼に焦点を戻していく
「汚いから舐めて?」
彼はそういって虚ろな少年に向って汚れた足を差し出した
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