アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
79にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
79
-
「椿くん、脱がせるよ?」
「え、あ……はい……」
「はい、バンザイ」
智に体を起こされて、腰を支えられたまま手をあげれば智は器用に椿の服を脱がせていく。
室内灯が2人を赤々と照らす中椿は恥ずかしくなって胸を隠した。
「椿くん?」
「うっ……見ないでください」
「そっちの方がエッチだよ」
「すけべ……」
「電気消そうか」
「消してください。」
智が椿から離れる。
そして間もなくするとあたりが暗くなって何も見えなくなる。
しかし、ギシッとベッドがなく頃には椿の目も慣れて智の姿が確認できるようになっていた。
お互い無言なせいで、ひたすら布が擦れる音と、身動ぎする時に響くベッドの軋む音だけしか聞こえない。
椿はずっと智を見ていた。
着ていたスーツを脱いでいく智。
緩くなっていたネクタイを引っ張る姿がとても男らしくて椿は心臓を縮こまらせた。
大人の男って感じがする。
「智さん凄くかっこいいですね……」
「んー?そうかな。」
自分には無い綺麗についた筋肉。
しっかりした体格に惹かれてしまって椿は智の体に触れた。
「椿くん?」
「筋肉……すごいですね……」
「あはは、筋肉だけ?」
胸筋、腹筋、と椿がするする撫でていると「くすぐったいよ。」とわらいながらいう智の声が聞こえる。
椿は智の顔を見あげた。
「筋肉……だけじゃないです。全部かっこいい……。」
うっとりした表情で椿が智を見上げると、智は椿の顎を軽く撫でた。
心地よさそうにする椿はくあ、と口を開けて微笑んだ。
「かわいいなぁ。満足した?」
「……してません……」
「まだしてないの?」
「はい……。」
椿は智の下から抜け出すと、体を起こした。
智もそれにつられて体を起こす。
智は不思議そうな顔をしながら椿の動きをずっと見守っていた。
すると椿は、智に体を近づけてそっと智の股間に手を伸ばした。
「椿くん?!」
「駄目ですか?」
「あ、いや……なんでだろうすごく照れる」
椿が小首を傾げて智を見つめる。
智は口を抑えるとさりげなく椿から目を離した。
照れている。
それが伝わってきて嬉しくなった椿はそのままベルトに手を伸ばした。
「まだ出てきてないのに熱い。」
「椿くん、そういう事言わないの」
「なんでですか?」
他人のベルトを外すのって難しい。
椿は試行錯誤しながらもなんとかベルトを外すと、そのままボタンを外してファスナーを下ろしていく。
布1枚越しに大きくなっている智のそれがあって、椿は思わず唇を舐めた。
「おっき……」
「椿くん……あんまり見ないで」
「ふふ、たくさん見ます。」
椿は智の下着をずり下ろす。
拒みながらもちゃんと腰を上げる智。
下着を下ろし終われば出てくる智の自身。
しっかりと興奮を顕にしているそこに椿はそっと触れた。
「上手くできるかわからないけど……。」
固くて、熱くて、大きい。
漂ってくる智の匂いに頭がクラクラと来るのを感じながら、椿は数回扱くと顔を近づけた。
濃くなる匂い。
嗅いだことのない智の匂いに椿は舌を出した。
「待って椿くん、そんなことしなくていい……っ」
その様子を見ていた智は驚いたように声を上げる。
しかし椿はお構い無しにその先端に口付けた。
「んっ、……」
「椿くんっ」
味に匂いに感触。
全てがダイレクトに伝わってきて椿は舌を這わせながら身を震わせた。
舌を這わせる度にピクリと反応するその場所に、愛おしさを感じながら椿は大きく口を開いた。
そして口の中に招き入れると目を細めた。
おいしい。
きっと彼以外なら感じ得ない感覚。
脳内でドーパミンが過剰分泌されているのを感じながら椿は腰を揺らした。
「は、ほひ……は……っ」
「椿くん……今どんな顔してるかわかってる?」
口の中が苦いようなしょっぱいような、そんな液体で満たされていく。
椿はそれを舌に擦り付けて味わう様に智を愛撫する。
「ん、ふぅ……っむ、」
「きもちいいよ椿くん、ありがとう」
荒い息を吐きながら椿の頭を撫でる智。
椿は顔を蕩けさせると、口から糸を引きながら口を離した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
79 / 131