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海へ出た初夏の旅18にしおりをはさみました!
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海へ出た初夏の旅18
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(葵語り)
先生の唾液が腿をつたい、襞を吸うように舐められた。快感を拾うたびに穴が収縮して舌を締め付けているのが、恥ずかしくてしょうがない。そこを狙って出し入れされると、ガクガクと太ももが勝手に痙攣する。それに抗う術はなかった。
「……ぁぁっ、そこ、いい……よぉ……ぁぁんっ、気持ちいい……ぁっ……」
前屈みで上半身は浴槽から出ている状態だ。息子を浴槽に押し付けていたので、知らない間に吐精していたらしい。前がヌルヌルすることに気付き、驚いていると先生にフッと鼻で笑われた。下半身が気持ちの良い舟に揺られている感覚なのである。
間も無くして舌は抜かれたが、次は指が出し入れを始めた。指をすっぽり包んで抽送を悦んでいる己の淫乱さに呆れるも、応えてくれる先生の指も大好きだ。不快さが全くなく、この人の与えてくれる刺激は全て悦として身体に染み込んでくる。
口がだらしなく開いたままで、ただ涎が垂れるのを眺めていた。
「俺の舌が欲しくて自ら動いてたな。どうする?ここで繋がるか?それとももっと焦らしてほしい?俺的にはもっと乱れる葵が見たいけど……な。」
振り返り唇を少し開けると察してくれた先生がキスをくれた。口の周りの涎も舐め取ってくれる。その時、指が前立腺を掠め取り、グリグリと押された。逃げようとしても固定されて刺激され、身悶えた。
「……ぁっ、もう、だめぇ……もうちょっと、いちゃいちゃしたい……のっ、ぁぁ、んっ、も…………」
「ダメじゃないだろ。ここ気持ち良さそうだぞ。葵は強めが好きだな。」
耳元で囁かれ、コクコクと頷いた。
「ぁん、せんせ、ぎゅってして……このままでいいから……まだ挿れないで。」
後ろから抱きしめられて、幸せな気持ちになる。満たされた心は安心感から眠気を誘っていた。
いつまでも漂っていたい心地良さだ。
「とろっとろのふわふわに準備できた。早く挿れたいなー。葵、好きだよ。今すぐにでも結婚しよう。早く俺だけのものになってよ。」
「け、けっこん?なんで?また……」
突然の単語に頭の中が点になった。
「お前が俺の奥さんだって分かったら、手を出すやつも今より減るだろうし、俺も安心する。だけどまだ学生だから、親御さんも納得はしないだろう。それがネックなんだよ。どうにかならないかと考えたが、どうにもならない。今のところはこうして葵を抱くしかない。」
「まだ無理だと思う。うちの親には話してないから。今のままじゃ嫌なの?今でも先生だけの俺だよ。」
「良くないから考えてるんじゃないか。お前が俺以外の奴から色眼鏡で見られることが耐え難い。もっと色気を仕舞え。」
後ろから密着して抱かれていた背中から隙間が生まれた。先っぽがゆっくり挿ってきた。カリがピクンとナカで動いた気がする。
「………ぁぁぁぁぁっ、、おおき………」
バックで突かれるときは背中をなるべく反らすとスムーズに挿れることができる。衝撃が強いと同じ姿勢を保つことは難しいんだけど、例によりなるべく反らして先生のモノを導いた。
ゆるゆると先生の腰が前後に動いている。でもゆる過ぎてもどかしい。
「……せんせ、もっと……奥まで、欲しい……」
「ナニが欲しいか口で言ってくれなきゃ分かんないよ。」
「………………」
背中の筋を指先でなぞられて、ぞわぞわと鳥肌が立った。ゆるい腰つきは相変わらずで、焦らされてる事には変わりがない。
わかってる。俺に『ちんこを俺の雌穴に挿れて』とか『太くて大っきいおちんちん』とか言わせたいんだ。
だけど、いつもみたいに言わされるのも癪に触るので、思い切って先生が腰を引いた瞬間に、モノ自体を抜いてみた。ここはラブホテルだから、少々騒いでも大丈夫だろう。
「な、なに……どしたの?」
「この体勢飽きた。ベッド行こうよ。そこで沢山言ってあげるから、ねぇ、早く……」
「葵……ちゃんと拭けてないって。ほら、濡れてる。」
俺は先生の手を引いて浴室を出た。
向こうが挿れたくてしょうがないとお願いしてくるまで粘ってやろうと、イタズラ心に火が付いた。
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