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キレそう……にしおりをはさみました!
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キレそう……
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初めは机も小さいし当たっただけだろうと思ったけど
それは次第にお腹の方へと移動し、さわさわと触りだした
俺は無言で白滝を睨む
白滝は食べ終わっていたようでどこかを見ながらぼーっとしているし
兄ちゃんはあさあらっていた食器を棚に片付けている
ふざけんなよ。。
知らん振りかよ…
俺は春にぃに聞こえない程度の声で白滝に訴える
「おい。やめろよ!」
「なにを」
「だからさっきから俺の脇腹ら辺くすぐるのやめろ」
「なんで」
「なんでって……はぁ。俺はまだ食べてるしそれに、..ヒァア///!」
「雪?どしたの。」
「あ、いや!何でもないよ」
食べる邪魔するなと言ってその後につづけて文句を言おうと思ったけと
まじであいつキレそう……
なんでって?
俺のものをズボンの上から握ってきたんだよ!!
全く何考えてんの!?
ほんとふざけんなよ………
俺はまだ少し余っていたうどんに対してごちそうさまを言い
白滝を引っ張って部屋に戻った
「おっまえなにしてくれてんの!?」
「だってお前露骨にオレの事嫌そうにしてたじゃん。
誰だってそんな顔されたら気に食わないだろ」
「何その理由。しかも兄ちゃんいたのに!」
「それも気に食わないんだよ。お前なに?ブラコンなの?」
「は?ちげぇし!俺は兄ちゃんのことが好きなだけだよ!!
ブラコンじゃねえ!!!」
「それをブラコンってゆーんだよ。
大体俺の告白ほっぽいといてさぁ……どーゆーつもり?」
「……それは、、」
「答えたくない理由でもあるわけ?」
言葉がつまる
正直何かがもやもやしていて……
だけどそれがなにかは分からなかった
「へー…………じゃいいわ。あの告白なしにしといて」
「……は?」
「だから、お前が好きだって言ったのなしにしてって言ってんだよ」
「何言ってんだよ..だって「なに?そっちの方がお前も助かるでしょ」
雪と呼んでいたのにお前になって少し胸が痛くなった
意味わかんねぇんだけど。
なんでその方が俺は助かるんだよ..
なんでこんな悲しい気持ちになんだよ
だって..だって白滝はオレの事好きだって言ったし
アレ嘘なの?
てか俺なんでこんなにモヤモヤしてんの……
「俺帰るから。兄貴にご飯美味しかったですって言っといて」
「えっ。ちょっ、まって……」
ガチャン
ぼーぜんとする
なんだよ急にキれて、、、意味……分かんねぇよ
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