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春輝19にしおりをはさみました!
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春輝19
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あわてて近寄ると、黒田さんの様子はやっぱりおかしかった。
暗いからよく見えなかったけど、黒田さんの顔色は凄く悪い。
汗も滲んでいて、息もしにくそうだった。
「大丈夫です……ゆっくり、落ち着いて…大丈夫ですよ……」
背中をゆっくり撫でてあげた。
黒田さんはとても調子が悪そうだったけど、俺はそんなにパニックにはならなかった。
母さんの病院でこういう事は慣れていたから。
そしてゆっくりと、黒田さんは俺に身を任せる。
まだ苦しそうだけど、こういう時に俺がしっかり落ち着いていないと容態も落ち着かない。
「………大丈夫です、少し休みましょう…」
黒田さんを抱きしめた。
黒田さんの様子は落ち着いてきたのに、
俺の胸の鼓動は落ち着かない。
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