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春輝24にしおりをはさみました!
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春輝24
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「ふぁ〜、もうっ………疲れたよ〜ぜんっぜん楽しくなかったー!!!俺もう眠いしー」
帰りの車の中、亜輝様は不満を漏らした。
「はいはい、分かりました。お疲れ様です亜輝様……車の中であまり大声を出さないで下さい、響いてうるさいです」
「もうー、ひどいなぁ〜、春輝くんってば相変わらずの毒舌……それが愛するご主人様に取るべき態度ー??」
「………愛するって言葉は余計ですけどね」
「またそんなこと言っちゃってさー、
でも春輝くん、なんか今日嬉しそうじゃん??
何かあったの?黒田くんと」
「………!!」
やっば何かあったんだ、と笑う亜輝様。
本当にこの人は察しがいい。
「………そんなこと無いですよ、亜輝様こそ、なにもなかったんですか?」
「可愛い女の子いなかった、それに……
パパとママがいたから口説けなかったしぃ……」
聞くだけ聞いたら、亜輝様がものすごくクズに聞こえる。
確かに亜輝様はクズだ。
だけど亜輝様は、かわいそうな人だった。
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