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春輝33にしおりをはさみました!
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春輝33
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黒田さんを屋敷に送った帰り道。
「なんか不気味?つーか変な人だったっすね、
あの黒田さん?とか言う人」
「不気味……?でしたか?」
「俺にはそう見えたっすけど」
「………そうですか?」
「何考えてるか分かんないっていうか、まあ…」
「……………黒田さん…何か隠してることがあるのかな……」
「……?何か気になることでも?」
こういう時の蔵科さんは察しがいい。
こんなのでもやっぱり年上って感じ
「亜輝様も……黒田さんも何か俺に隠してる気がするんですよ、大切なことを」
「……………知りたいんすか?」
「………そりゃあ気になりますよ」
蔵科さんはバックミラー越しに俺をチラッと見た。
その目は何かを訴えているようで。
「まあ…でも………
知らない方が良いことってこの世の中には多いんじゃないすかね?
変に詮索するのはあんまりオススメしねぇよ」
やっぱり蔵科さん、年上だ……
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