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1日目。朝。にしおりをはさみました!
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1日目。朝。
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「キョウヤさーん?起きて、朝。」
「んー…?」
「んー?じゃない、起きて。僕の手料理食べなくていいですかねぇ??」
「……んぁ…食べる。」
「あ、そこはしっかり答えるのね?」
そんな会話をしながら彼はゆっくりと起き上がる。
寝起き姿がなんとも愛らしい。
彼はもそもそとリビングに移動し、手料理を食べる。
「ん………美味しい。」
「ふふ、だろー?」
「ごちそうさまでした……ふぁ…」
彼は手料理を食べ終わり、大きなあくびをした。
「ん?待って?キョウヤさん歯見せて?」
「歯?」
よく見ると彼の歯は、以前よりも少し八重歯が鋭く長くなっているように見えた。
「…キョウヤさんって…八重歯こんなにあったっけ?」
「んえ?前と変わらんだろ?」
「なんか…なんかちょっと長くなってる気が…」
「気のせい気のせい」
「んー…そうかなぁ…?」
「もういい…?身支度してくる」
「あ、ありがとうね、いってらー…」
彼は全然気にしていないし、この時は自分の気のせいだと思っていた。
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