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7にしおりをはさみました!
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「さてと。気を取り直して!取り敢えず佐伯と佐嶋はダブルス組んでみろ。誰か!2人の練習相手になってやってくれ。」
とOBが言うと、さっきから綾人を弄っていた2年の2人が名乗り出た。
「はいは~い!俺等が相手しま~す♪」
と、ゆーちゃん先輩が言うと
「ぎゃーっ!ゆーちゃん先輩がぁ!?ぜーったい手加減してぇー(ToT)」
と綾人がわめいた。
キョーちゃん先輩は、仕方ないなぁ(*´ω`*)
と苦笑して、綾人と涼に
「とりま向こう側行きな」
と2人の練習相手する。
暫くは軽く動き方を指導しながら、ラリーをしてくれて、たまに先輩等が強目の打ち方しても、ちょこまか動けてる綾人が打ち返したり、思わぬ所に返しても、涼がカバーする。
2人は意外にも息ピッタリな動き方をしており、段々と4人は白熱していた。
綾人も涼も夢中になり、他の部員達は無我夢中でやってる4人の練習を見ていた。
OBもまさか此処まで動けるとは思わず、思わぬ人材を発掘出来た。
だが、まだ数ヶ月前迄は小学生だった綾人と涼が先に疲れて来て、基礎体力面が課題な事も分かった。
OBと部長は
「これ程上手くマッチング出来るとは思いませんでしたね。先ずは走り込みとか、体力面が重要ですね。」
と話し合い、取り敢えずは4人の練習を止めた。
「スッゲー!!チョー楽しかったぁー(  ̄▽ ̄)」
と綾人が叫べば、ゆーちゃん先輩も
「此処まで楽しかったのは久々だよー(笑) けど取り敢えずは、体力面を向上させて、夏休み中の大会には出れるかもね♪」
と宣った。
キョーちゃん先輩も
「うん。確かに2人はダブルス向きかも知れないな♪ でなきゃ此処まで動けるとは思わないよ?」
と言う。
OBは
「如月と佐藤から見て、2人はダブルス向きだと思うか?」
と聞くと、ゆーちゃん先輩もキョーちゃん先輩も頷く。
「えぇ。2人はシングル寄りはダブルス向きですね。息ピッタリだし、其々の個性が上手くマッチングして、ちゃんと動けてました。」
とキョーちゃん先輩が言う。
それを聞いた綾人と涼は喜び、体力面向上させて、大会に出たい気持ちになった。
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