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18歳以上ですか?
30にしおりをはさみました!
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30
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1年生フロアの3階に、皆で階段で上がり、エレベーターフロアで別れた。
更に4階も1年生フロアであるが、4階に上がるのは6人で、綾人と涼はその少ない4階の住人であり、また階段を上がらなきゃならなかった。
4階に行くと、やっぱりエレベーターフロアで別れ、左右に離れて行くが、6人の内4人は西側に面する方向に、綾人達は東側に面する方向に、各々歩いて行く。
部屋に着いた綾人と涼は、個室に入ると、課題を持ちリビングに行った。
「あー! 疲れてるのに、課題やりたく無いー!(>_<)」
と綾人が叫ぶが、取り掛からなきゃ終わらないので、渋々得意教科から広げた。
「叫ぶなよ、仕方ないだろ? 俺達はしがない中学生さ」
と涼も呟きながら、コチラも得意教科から広げる。
因みに綾人は数学、涼は国語だ。
一生懸命に課題に取り組んでいると、喉が乾いた綾人が一旦止まり、涼に
「涼、僕は何かジュースを持って来るけど、要る?」
と聞く。 顔を上げた涼も頷き
「俺も行くよ。 何があったっけ?」
と席を立った。
キッチンに行きながら綾人が
「確か、ミネラルウォーターと、オレンジジュース、後は昨日作ったアイスコーヒーじゃなかった? 他のヤツもあったかなぁ?」
と、問い返す。
冷蔵庫の前に立つと、中を覗き
「僕はアイスコーヒーにするよ。 涼も同じで良い?」
「うーん、たまにはオレンジジュースにするよ」
「オレンジジュースね? はいよ。 あー、麦茶作り忘れてた!」
「麦茶は確か、パックがもう無くなってなかったか!? 後1時間位やっつけたら、買い物行くか?」
「あっ! そうだった!(>_<) 仕方ないか。 うん、後で売店行こうよ」
「なら、後1時間は集中的に取り組んで、終わったら買い物だな」
と、話ながらリビングに戻り、各々飲みながらキリの良い所迄課題を進めて行った。
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