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31にしおりをはさみました!
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課題を予定通り終わらせて、2人は連れ立って1階へ降りる。
購買に着くと、買い物かごを持って、各々に物色を始めた。
購買の店内は、小規模なスーパーマーケットみたいな感じで、夜は22時に閉まる。 朝は6時からの営業だ。
2人は個人的に食べたいお菓子や、飲みたいドリンクを物色して、パンや普通の食料品も持ち、合流してダブった物は相談しながら返品したりして行く。
「前回は涼が麦茶のパック買ったから、今日は僕が買うよ」
「そうだったっけ? まぁ、いいや。 なら頼むわ」
等と言いながら、レジへ行く。
店員に通してもらった商品を、マイバックに積めて行きながら綾人は会計して貰う。
因みに会計は、入学時に渡された、個人カードで出来る。
校舎の学食や、寮の食堂も、同じく個人カードでの支払いになる。
綾人の支払いか終わると、次は涼の番で、同じ様に会計して貰った。
これは、学園側のコンピューターに一括して、加算されて行き、月末に親元のパソコンへ事務員からのメールが届き、翌月10日迄に振り込む様に決まっている。
2人は話ながら購買を出て、階段へ向かう。
2階と3階の間の踊り場で、先に涼が気付く。
「綾人、ちょっと戻ろう。 誰か居るけど、多分離れないと思う」
とコソコソと話して2階へ戻ろうとするが、綾人は
「誰が居るのさ?」
と背伸びして、覗こうとするが、涼に促されて下に戻るが、声に気付いた先に居る人達が
「ソコに居るのはだぁれ?」
と声をかけられた。
その声に聞き覚えがある綾人が
「ン? ゆーちゃん先輩?」
と階段を再び上がって行った。
慌てた涼は
「マズイって! ほら、下に行くぞ?」
と言うが、綾人が上がって行くので、仕方無く着いて行く。
「えー? ほら、ゆーちゃん先輩とキョーちゃん先輩だよぉ?」
と綾人が言うので、顔を上げると、確かに先には2人が居た。
「今晩は!(*≧∀≦*) ゆーちゃん先輩、キョーちゃん先輩♪」
「今晩は、お疲れ様です」
「ハイ、今晩は。 2人共、買い物してたの?」
「よう。お疲れさん。 相変わらず仲が良いな?」
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