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「ちんこの次は腹…無駄に力強ぇの反則だろ…。過激な照れ隠しだな」
「誰も照れてねぇし」
俺が殴った所を痛そうに抱えるがこればかりは俺は悪くない。
そりゃあ、ちょっと。ちょっとだけ。零の顔を見てドキッ、ってしたのは認めるけど、俺が殴った理由はそれに対しての照れ隠しなんかじゃあない。零が調子に乗ったからだ。
「愁が俺とヤんの怖そうにしてるから言ったんだろォ…」
「…言い方がムカつく」
「直しようがねぇなそれ」
俺の文句に困ったように零が笑う。
零の言うことも間違ってる訳じゃない。零は俺が言いたいこと、ちゃんと汲み取ってくれた上で嗚呼言ってくれた。それは俺も分かってる。でもそうじゃない。最後のはどう考えても要らなかった。
何だよ「これで安心してセックス出来るな」って。他にも言い方あっただろ。
「しゅーう、機嫌直してくれよ。続きさせてくんねぇの?」
「…自分で抜いて寝たら」
「冷たいこと言うなよにゃんこぉ…」
呆れから零に素っ気ない態度を取り続けていると、まるで猫のご機嫌取りをするかの如く俺の顎の下をかりかりと撫でてきた。正直に言って俺の体はれっきとした人間なのでそんなものは効かない。
「…女王にゃんこが反抗期」
「語呂悪」
「女王猫」
「蜂みてぇに言うな。俺は寝る。萎えた」
本当に猫に構ってもらえない飼い主みたいにツンツンって俺をつついてくる零を無視して数十分前に零に渡した縫いぐるみを抱き締めて零に背を向ける。
俺は悪くない。つついてくる場所が何故か尻な零が悪い。
「へ、ぁ…っ?ちょ…はっ?」
無視し続け俺は寝るアピールをしていたら止まった零の手と声。やっと諦めたかと思ったのも束の間、一瞬にして穿き直したスエットを下着と一緒に膝下まで下げられた。
え、何してんのこの人。俺の言うこと聞いてた?聞いてなかったの?寝るって言ったのに服脱がす人がどこにいんの??
「愁は寝といたら良いだろ?俺は寝た愁を可愛がるだけ」
「こんな状況で寝れる訳ねぇだろ…っ?!!」
これはまた面白いことを言う。昴流が「涼の宇宙語意味わかんない」って言ってたのを思い出した。
椿が椿語喋るならこいつは零語を喋ってる。
「っあ…、零、止め、ろ…っ」
「愁は寝てて良いぜ?…ん、抜いたら俺も寝る」
「そう言うんじゃなくて…っ!」
尻に擦りつけられるスエット越しの零の性器。その固さを覚えている体は挿れられるんじゃないかと思い、ヒクリと蕾が動くのを感じ今すぐにでも寝れたら良いのにと心底そう思った。
前までは排泄以外知らなかったそこが別のことを覚えてしまった事実はタチだった俺にとってはかなり精神的に来るものがあった。
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