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18歳以上ですか?
、にしおりをはさみました!
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その日の夜、風呂も入って寝る用意もできて。いざ寝ようと寝室に入った…ら、寝るには必要のない、今日買ってもらったピアスが入った袋をベットの上で開けだした涼。
涼のベットが大きいから、邪魔になることはないのだけれど…、急にどうしたんだろう。
「折角だし今つけて?」
「え、い、今…?」
「そう、今」
要求と一緒に「はい」と可愛らしいキャッチのついたバーベルを涼が渡してくる。まさかこんなタイミングでお願いされるとは思ってなくて吃驚。明日じゃ駄目なのかと聞いてみたが今どうしても見たいとのことで。涼のこの、突発的な思い付きというか要求というかは付き合ってもうすぐ3年目を迎えそうだけれど慣れることはない。
まぁ、デート中良いよって言ったのは俺だし、ピアスを受け取って開いていた耳のホールに手探りで付ける。
「うわ…っ?!りょ…っ?」
ベットに転がるピアスを1個、また1個とつけていってると、これまた急にぺろん、とシャツを捲られた。
丸見えになった腹部にある、小さな窪み。そこを涼が指の腹で撫でてきた。
「ここ、どのピアス?」
「え、へそは…バナナ…ええっと…曲がってるバーベル?」
「へぇ。じゃあこれか」
どうやら涼はへそに付けたかったらしい?
バーベルのシャフト部分は数種類買っていたからその中の1つを手にとってキャッチをくるくると外したらホールにシャフトを通していく。自分でするには何ともないんだけれど、人にされると擽ったくて、涼の手から逃げたくなる。
「出来た。…ふふ、思った通り可愛い」
「っひ…?」
キャッチで固定したら、それに涼が満足そうに目を細めて、指の腹でピアスが通ってるであろう部分を指の腹でつつぅ、と撫でてきた。ぞわぞわっとしたものが背筋を走り、涼から退くが、涼の手は追いかけてきて、愛撫のような手つきで触り続けた。
「っ、ンぅ、りょ…っ、くすぐ、ったい…!」
「ん…?嗚呼、ごめんね?」
ぺちぺちと涼の頭を軽く叩いてやっと、手を離してくれた。本当、これで昔ピアス無理だったとか信じられない。
「体はへそと乳首だけ?」
「えっ…と…首?」
「へぇ。じゃあここは?ないの?」
「ひゃ…っ?!」
つん、とつつかれたのは…ズボン。俺の、股間。
そんなとこ触られると思ってなくてきょとん、としていたら今度はもっとオーバーに。むにむにと触ってきて場所を強調してくる。理解した時にはもう、顔が燃えてるみたいに熱くなってた。
「ば、馬鹿!!!」
「いってて…」
思わず涼を殴ってしまった。でもこれは涼が悪い。そんな、そんなとこ流石に俺だって開けてるわけがないだろ?!ここに開けるのは流石に変態の領域だと思う。 涼に一体俺はどう見られてるんだ。
「冗談冗談。流石に俺もちんこにピアスは多分無理」
ポコポコと涼を殴って責めると、笑いながら涼は謝ってきた。冗談って、冗談って!!冗談に聞こえないし、そんなことを冗談で言うなお前は…!
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