アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
5にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
5
-
開いた口が閉まらない。
呼吸ができない。
身体の痙攣が収まらない。
「さすがに…くっ…きついな」
遊星が眉間にシワを寄せ、辛そうに顔を歪める。
そんな姿でさえ、ゾクゾクと感じてしまう自分がいる。
「腰動かすぞ」
「むりぃ…あっ…ぁぁん、あっ…はっ…ぁん」
リズム良く打ち付けられる度に、痛みが甘い痺れへと変わっていく。
口を閉めている暇なんてなくて、ダラダラと唾液が滑り落ちていく。
パチュン、パチュン
遊星に腰を持ち上げられると、対面座位の形になり、より奥に遊星のモノがはいっていく。
それに、綺麗な顔が熱っぽい瞳でこちらを見ていて、頭がクラクラする。
「泉のえっちな妄想、ちゃんと叶えてあげなきゃな」
そう言ってニヤリと笑うと、遊星は俺のBL本を手に取ってパラパラと開いた。
「ほら、泉。どんな風に犯されたいのか言ってみろよ」
俺の視界いっぱいに広がる淫らに喘ぐ浅川君。
今の俺と同じく会長に挿れられて、顔がアヘアヘしている。
「セリフ」
遊星に本を手渡され、セリフを読めと促される。
えっ……待って……えっ、嘘だよね?俺にこんな恥ずかしいセリフを言わせようとしてるの?
無理だよ、だってこれ言うつもりで描いてないもん。
一気に意識が快感から現実へと引き戻される。
「あっ…んんぅ…絶対むり……やだっ…ぁう」
「『お前ん中、凄いぐちゃぐちゃ。この淫乱、俺に抱かれるのを期待していたんだろう』」
嘘っ…遊星がセリフを読んでる。
俺のBL攻め要員の遊星が生アフレコを……尊い…
「ぁぁぁん!…きもひっ…ぁん…あっ…んぅ」
俺が感激に浸っていると、呼び戻すかのように気持ちのいいところを強く突いてきて、思わず大きな声が出てしまう。
何度も唇にキスが落とされていく。
まるで、俺のセリフを急かしているようだ。
何度首を振っても許してくれず、執拗にキスで攻撃してくる遊星。
………駄目だ、気持ち良すぎておかしくなっちゃう。
「『い、いっぱい犯して!ぐちゃぐちゃに掻き回して!お願い…もっと強く会長ので突き刺してぇぇ!!』」
俺のセリフを待っていたかのように、打ち付けられる腰のスピードが速くなっていく。
脳内まで貫かれてるんじゃないかと思うほどの強い刺激が全身を襲った。
「ぁう…らめっ…きもひぃ…あっ…あぁん…ゆうせぇ…ゆる…し…てぇん」
ガクガクと痙攣が増し、BL本が手から落ちていく。
気持ち良すぎて死んでしまいそう。
パンパンパン
ギリギリまで引き抜かれて一気に落とされると、抉るように良いところに当たり、イッてしまいそうになる。
「あっ…ぁぁん…ぁう…んっ…もぅ…イグゥ…」
「いずみっ…」
前を扱くスピードが速くなるとともに、腰を打ち付けるスピードも乱暴になっていく。
こんなに激しくされてるのに、心が凄く満たされていく。
「あっ…イグゥ…だめっ…イグッ…ぁう…ぁん……あっ…イグゥゥゥ!!!」
「…くっ!」
ビュルッ
白い熱が噴き出していくのと同時に、ドクドクとお腹の奥に熱いものが注がれていく。
遊星の熱いモノが脈打ってるのがわかった。
「あっ…」
「泉……大丈夫か?」
どろっと中から遊星のものが流れ出てくると、身体が痺れて上手く動けない。
……俺、処女喪失してしまった
なんか、BLしちゃった……
しかも………BL本が本人にバレた
そんでもって……恥ずかしいセリフ言わされた
もう、いろんな意味で死にたい…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 7