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151 R (微エロ)にしおりをはさみました!
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151 R (微エロ)
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ハミドに足を揉んであげたら、あっという間に寝落ちしてしまった。
暫く右、左と揉んでいたが、そろそろホットタオルも冷めた頃だろうと外すと、ハミドの寝顔が現れた。
少し長くなってしまった髪は毛先が緩やかにカールされ、耳を隠していた。サイドの髪を耳にかけ、改めて寝顔を眺める。
玄関を開けたら、迎えに出たハミドの色気は毛穴から全身に吹き出ているかのようだった。
でも、同時に凄く疲れているのが分かって、とにかく横にさせなきゃって思った。
マッサージをして、こんなに早く眠ってしまったのだから、余程溜め込んでいたのだろう。
ラウンジに電話を掛けて、今夜の食事時間は分からないと伝える。良かったら、定食のように用意して温めるだけで良いようにしておきますから10分後に、シオンさんは玄関に出ていただけますか?と、ラウンジのお姉さんに言われた。
インターホンが鳴らないよう入り口で待っていて、お姉さんに礼を言い二人分を受け取ると、鍵を締める。
食事には、ラップがかけられ、冷めないよう綺麗な布巾がかけられていた。
それを台所のある机に乗せて、またハミドが眠る寝室に戻る。
ぐっすり寝ているので、邪魔しないように隣の部屋に行こうと思ったのだけど、離れ難くてベッドに戻った。
俺たち、随分離れていて会えなかったものな。
そう思ったら、近くにいるのが嬉しくて、もう少し近づいて触ってみたくなった。
起きてしまうだろうか…
ハミドの、鍛えてきれいな線の胸筋に頭を乗せる。
うん、大丈夫…深く眠っているようだ。
とくん…とくん…。規則正しい音が聴こえる。
ハミドの鼓動を聴きながら、こんなに近くにある顔を、見る。
「無事に帰ってきて、良かった。おかえりなさい、ハミド…」
今のこの時間を確かめるように、そう口に出してみる。
「当分は、どこにも行かない…はず…」
ハミドが落ちながら言ってた。
「はずって、何だよ。そこは断言して、どこにも行かないって言えよ。バカ…。」
文句が口をついて出る。
規則正しい心臓の音を聴きながら、俺もなんだか眠くなり、ハミドの胸にすがりつくように頭を寄せて眠ってしまった。
辺りがすっかり暗くなる頃、微睡みながら起きると、ハミドが俺の顔を見ていた。
「起きたか、シオン。」
甘えたように、掠れた声を出す。
胸がきゅんと締めつけられた。
ハミドは、そのまま俺にキスをしながら、抱きしめる。俺も応えるように、腕を絡めると、唇を開けて舌を絡めてくる。懐かしい、ハミドの口の中を味わうようにキスに夢中になっていると、ハミドの手はススーっと滑るように下に行き、ズボンの上から俺の尻をキュッと掴んだ。
「ふっ、うう……んっ」
そのまま、両手で俺の双丘を揉みしだく。
口を離し、ハミドが余裕無く、告げる。
「シオン、だめか?」
ずるい、ダメなんて…言えない。
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