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レオの悲劇 レオsideにしおりをはさみました!
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レオの悲劇 レオside
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「え?あれ、レオじゃない?」
「うっそぉ。違うでしょ。ここ、執事カフェだよ?」
「全然違うよ。レオ、あんなにキモくないよ。」
めっっっちゃディスられてる!!
誰がキモいねん!
確かにサングラスにマスクに加えてチョビヒゲしてるけど!
今日は俺が大和くんを見張る日や。
基本的にはいつも一緒にバイトに入ってる本多くんが見張るんやけど、
今日は本多くんがバイト休みやからって俺が駆り出された。
てか、何で俺やねん・・・・
俺だって仕事あるのに・・・
けどこないだ、『友が行ったらええやん!』って言ったら、
めっちゃキレて『俺は行かねぇ!過保護だと思われるだろーが!』って
言ってた。
もう既に過保護じゃない?
ブー、ブー、とスマホが震える。
見ると、友からや。
『大和、どうだ?』
返信を押し、メッセージを入れようとすると・・・
ブー、ブー、
『おい、返事しろ。』
だからしようとしてるやん!!
ブー、ブー、
『誰かにナンパされたりしてねぇか?ちゃんと定時報告しろ』
だから・・・・・っっ!!
俺は、ムカムカしながらも、
頑張ってる大和くんに心の中でエールを送りながら、
潜入調査官として友にメッセージを送り続けた。
俺の貴重な休み、返してくれやっ!
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