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ご奉仕にしおりをはさみました!
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ご奉仕
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それから、僕は学校へ行くため一旦自宅に戻る。
帰ったら母さんが居たので、しばらく毎日遅くなることを
伝える。
とてもお世話になったので、ちゃんとお礼をしたいと伝え
ると、
「しっかりね。」
と言ってくれた。
そして、断ったのだが、親として子供を守ってくれた人に
使って欲しいと、お小遣いをくれた。
学校を終え、直接白鷺さんの家へと向かう。
あ、途中で買い物をしないと。
朝用の菓子パンと、お昼用のお弁当を買う。
夕飯は必ず作ってあげなさい、と母さんに言われた。
作ってあげろって言われてもなぁ・・・
なんとか食材を買い込み、白鷺さんの自宅へ。
オートロックを解除してもらい、EVへ。
白鷺さんの部屋の階へ到着し、EVを降りる。
すると、部屋の前で白鷺さんがウロウロしていた。
あ、なんかあったのかな?
「白鷺さん、こんにちは。」
僕が声をかけると、
「おっ、大和!おかえり。」
ニコッと笑いかけてくれた。
『おかえり』だなんて・・・
せいぜい10日程の関係だって分かってる。
それでも、嬉しい。
あ、そうだ。
白鷺さんの前では、嬉しい時は笑っていいんだった。
いつもの癖で俯きそうになった顔を上げ、微笑んだ。
「ただいまです。」
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