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ご奉仕 友sideにしおりをはさみました!
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ご奉仕 友side
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やっぱり料理苦手だったんだな、大和は。
図星を突かれて、驚いてる顔が可愛い。
でも、一緒に買い物するのを提案すると、
なんだか煮え切らない態度。
なんだよ。
俺だけが浮かれてるみたいじゃんか。
いや、実際浮かれてんだけど。
だってスーパーに一緒に買い物行くとか嬉しいだろ。
好きな奴と一緒に食材見るとか。
なんか、同棲してるみたいだし。
なんだこの女脳は。
いや、でも嬉しいから!
・・と思ってたのは俺だけのようだった。
今は頭から冷たいシャワーを浴びてる。
大和に一緒に買い物するのめっちゃ嫌がられたから。
俺らセフレだもんな!っていじけたこと言っちまうし。
子供か!
大和は本当に一線を引くよな。
その線を越えられるのは、大和の本命の奴だけなんだろな。
はぁ。
なんか考えてて虚しくなってきた。
少しでも俺に懐いてくれてると思ったのは、勘違いだった
のかな・・・。
・・・ダメだ、ダメだ!!
なんのマイナス思考、コレ!?
しょーもな!
こんな思考意味ないから!
セフレでもいいよ。
傍に居られれば、それで。
そーだよ。
何、アンニュイになってんだ。
よし!
大和と明日のこと話しに行こう!
俺はシャワーを止めて浴室を出た。
リビングに入ると、大和はカウンターの奥のキッチンで
食器をせっせと洗っていた。
食洗機を回せといつも言うが、自分が帰るまでに片付けた
いと言う。
俺が食洗機から出すのが申し訳ないと思ってるらしい。
「大和」
声を掛けると、ピクッとその肩が揺れる。
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