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誤飲 友sideにしおりをはさみました!
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誤飲 友side
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その後は大和が泣き止んだタイミングで、
お風呂をあがった。
そして大和の手を引いてリビングへ戻ってきた。
もう、晩飯の時間だな。
「飯、作るから待ってな。」
ソファに座らせてそう言うと、大和が泣きそうな顔をする。
「んな顔すんなって。すぐだから、な?」
ちゅ、とキスをする。
何がいいかな。
食べやすいもの。
でもスタミナつくやつ。
で、具材があるもの。
オムライスだな。
卵、トロトロにしたら喜ぶかな。
鶏肉を切って、ミックスベジと一緒に炒める。
ごはんを入れようと思った時、
どんっ!
大和が後ろから抱きついてきた。
拷問、再び!
「や、大和、火が危ないぞ。」
振り向いて顔を俺の脇腹に押し付ける大和に伝える。
すると、フルフルと横に首を振る。
嫌なのね・・・仕方ない。
・・・しかしすごいな。
コイツ、不安定になったらこんな甘えん坊になるんだな。
ま、大歓迎だけど。
結局抱きつかれたまま、オムライスを作った。
「よし、できた!」
オムライスを二つ持ってダイニングテーブルへ。
オムライスを置いて、しがみついてる大和を座らせる。
「いただきます。」
「・・・・ます・・・」
ボソリと呟く大和。
「トロトロだろ、卵。」
コクンと頷く。
あ〜、うめぇ。
ポロポロ・・・
ん?
ポロポロ・・・
んん?
ポロポロ・・・
「いや、大和!めっちゃこぼしてるから!」
大和はスプーンで掬って口に運ぶまでに大量にこぼしている。
こう言う時は食べるのもしんどいんだな。
サッとテーブルを拭き、大和の隣へ移動する。
スプーンを持って、一口分のオムライスを掬い、口に入れてやる。
もぐもぐもぐ
あーん
もぐもぐもぐ
あーん
もぐもぐもぐ
あーん
・・・めっちゃ食うな。
そんでめっちゃ可愛いな。
なんか楽しくなってきた。
あーん
入れずに待ってみる。
あーん
ぱかっと口を開けたまま。
「ん・・・?」
ようやく気付いたか。
「ん!んう・・・」
れろぉ、と舌を入れてキスをする。
あー、これぐらいは許してな、大和。
これだけで我慢するから、今日は。
こんな時なのに、ごめんな。
「ん、んふっ、あううっ、はんっ・・・」
大和が艶かしい喘ぎ声をあげる。
あー、色々触りたいけど今日は我慢!
ちゅぱっと唇を離す。
「はあっ、ごめんな大和・・・」
ふるふる、と首を横に振る。
そして俺は餌付けを再開した。
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