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決心にしおりをはさみました!
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決心
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病院を出たらそのまま自宅に送ってくれると言ってくれたので、お言葉に甘えることにした。
「白鷺さん、今回は本当にありがとうございました。
何度言っても言いつくせません。」
「もういいって。俺は大和が頼ってくれて嬉しかったぞ。」
こういうリップサービスしてくれるよな、白鷺さんは。
大人って感じだ。
「・・今後はご迷惑をお掛けしないようにします。」
「えっ?聞いてた?頼ってくれて嬉しかった、つーの。」
「はい、聞いてました。そしてそれはリップサービスです。」
「いやいや、なんでだよ・・・」
優しい人、本当に。
「改めてお礼をさせて頂きたいです。何か、して欲しいこととか考えておいて下さいね。」
「別にいーよ、そんなもん。」
いやダメでしょ、セフレなのに。
「そういうわけにはいきません。こういうことはちゃんとしたいです。本当に感謝してますし。」
「お前ホント、真面目だな。ま、じゃあ考えとくわ。」
「はい、また連絡ください。」
これで、連絡をする権利が発生した。
めっちゃ嬉しい。
連絡来るのが楽しみだな。
そして車は自宅に着き、僕と竜巻を下ろして、白鷺さんは去った。
いつも車から降りる前にはキスしたりハグしたりするのに今日は無かったな。
竜巻が居たからかな?
あ。
母さんに、昨日のこと報告しないと!
「竜巻、おいで!」
僕はリードを引いて自宅の門をくぐった。
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