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蘇る記憶③にしおりをはさみました!
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蘇る記憶③
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痛さで気を失っていた俺は知らぬ間に病院の個室にいた。
「幸人くん…?大丈夫?」
誰だろう。そう思いながら声をする方へ顔を向けると真っ黒
「幸人くん…?」
また、心配そうな声が聞こえた。
もう1度声のする方に顔を向ける。
真っ黒。
(夢でも見てるのかな…)
「幸人くん…落ち着いて聞いてね」
そう誰かから言われたから落ち着いて聞いていたけど
「君は君のお父さんに目を傷つけられて失明したんだ」
こんなことを言われて落ち着けなんて無理な話だ
「勿論完全に治らない訳では無い。けど…」
ただ、今の俺にはとてもじゃないけど聞いていられない
「…もう、いい……です」
俺は震える声がバレないようにそう一言言った
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