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4ー19にしおりをはさみました!
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4ー19
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【セリデュクside】
ボフッと、総司令官室から似つかわしい爆音が鳴る。
私とハヅキは呆然するしか出来なかった。何が起きたかなんて二の次。
「ウリエルの息子なら、これを解読出来るな…」
無表情で入って来たメオはハヅキの前に書物を出す。
「早急に解読しろ!今すぐに、だ。そこに記されている文字は古代天神界語と古代魔界語。ウリエルの息子であるソナタなら簡単だろう…」
「メオ、いくらなんでも…無理だ。知識が豊富なアルザリが此処に居る時点で『解読が必要』と判断して赴いているんだぞ…」
「無理じゃありませんよ。セリデュク叔父様…」
――…はっ。
私はポカーンとした表情をした。
アルザリがブェルブニ城に足を運んだくらいなのに、ハヅキが解読出来る筈がない。
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