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⑩ 正宗にしおりをはさみました!
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⑩ 正宗
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｢ひゃっぁ｣
俺から出た声とは思えないような高い声が部屋に響く。
兄貴の手が、俺のモノを包み込んでいる。
信じられない。
｢にいさんっ、だめっ…はなしてっ……｣
｢なんで？喜んでんじゃん、まさのココ。｣
そう言うと兄貴はその手の動きを早める。
｢だめっ、だめっ…きたないから……にいちゃっ…｣
こらえていた涙が頬を伝う。
兄貴はそれをペロリと舐めた。
｢はぁっ、…あぁっ……｣
吐息が漏れる。
止まらない。
｢にいちゃっ……もぉ…でるっ…｣
｢ん。…っ。｣
兄貴も苦しそうに息を漏らしている。
そして俺は
｢っあぁっ………｣
兄貴の手の中で、イッてしまった。
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