アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
70 正宗にしおりをはさみました!
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
- しおりがはさまれています
-
70 正宗
-
それから俺は頑張った。
浣腸のやり方を覚えたり、
自分で、その…穴をほぐしたり、とか。
ローションもゴムも買った。
準備は万端だ。
それなのに、兄貴は襲って来ない。
あれ以来本当に兄貴は俺に触れなくなった。
俺から、誘った方が良いのか?
それとももう俺とはしたくない?
断られるのが怖くてなかなかいい出せないまま1ヵ月が過ぎた。
でも、今日こそは。
苦しかったけど中も綺麗にしたし、兄貴を誘う。
そう決意していた。
「兄貴…。」
「ん、どうした?」
兄貴の部屋に行き、俺は兄貴の前に座る。
「……」
「まさ?」
今日こそはって、決めたのに。
なかなか口から言葉が出ない。
「そのっ……」
俺を襲って。
「…まさ……」
俺の赤くなった顔を見て兄貴は何かを察したようだ。
「無理しなくていいから。」
「……!?」
違う。無理なんかしてない。
そういいたいのに、言葉が出ない。
突き放されたように感じた。
「違っ…違う………。」
涙がこぼれた。
無理なんかしてない。
だから見放さないで。
早く俺を
「抱いて…。」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
70 / 117