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「響也!すっごいね!めちゃくちゃかっこよくて見とれた!」
「紅葉のアホ面すごくかわいかったよ」
馬鹿にするとすぐ紅葉はすぐ頬を膨らませる。今日わかった紅葉の癖だ。
頬に手を出そうとしたがその手は払い落とされた。
「もう、響也のことなんてお見通しだし!勘違いされるからダメ!」
口の前にバツを作った。このかわいい生き物はなんなんでしょうか?これも脳内紅葉フォルダに保存。
「紅葉も学習能力あるんだね。一歩取られたよ」
「何回もやられれば嫌でも耐性つけられるわ!」
耐性をつけられちゃこっちも手を出せない。
ふいに頬を触れば紅葉も反応はできないだろうと思ったから次触る時は不意打ちをしてみよう。
そろそろスポッジャをするのも疲れてきた。
約三時間は体を動かしてきたし、いつも使わない筋肉も無駄に使ったから全身筋肉痛になりそう。
「紅葉、そろそろスポッジャ終わりにしない?俺、疲れちゃった」
「いいよー。俺も疲れたし。ボリバ行きたい!あっちにいた時もボリバけっこう行っててさ、最近飲んでないから飲みに行きたかったんだよね」
ボリバとはBOLYBACKSのことだ。コーヒーやフラペチーノなどがおいしいらしい。
俺は行ったことがないから少しワクワクする。
「ボリバ行ったことないから教えてね紅葉」
「え!?行ったことないの!?学生といったらボリバってイメージ強いんだけど茨城だけなのかな?」
「いや、茨城だけじゃないと思うよ?インスタとか見てても高校生とか大学生ボリバの新作とか言って写真載せてるくらいだし」
そう。俺が特殊なだけなのだ。
そんな所に行ったら女子からジロジロ見られて気持ちよく飲むことなんてできないから行こうとなんて思わなかった。
「じゃあ、俺がオススメの選んであげる!響也は甘いのと苦いのどっちが好き?」
「うーん。。。甘いのかなぁ?」
「わかった!とりあえず、ボリバまで行こ?」
ボリバまで足を進めた。
人混みがすごいから紅葉と手を繋ぐことがまたできた。
いつもは嫌いな人混みが今日だけは好きになれた。
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