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18歳以上ですか?
、にしおりをはさみました!
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大きなスーツケースが二つある。衣類などが入っているのだろう。
あと、紙袋とダンボール。
紙袋には俺の好きな店の名前が入っている。ダンボールにはあまおうやとちおとめと書かれている。
苺が入ったダンボールだ!!!テンションがあがるけど、響也の顔は怒ったまんまだ。
「吉田が荷物届けに来た。あと、お世話になるからってチョコレートと苺渡されたから受け取って」
「あ、ありがとう・・・」
しばらくの沈黙が続いた。こんな暗い空気は嫌だから俺が先に言葉を紡いだ。
「響也!ごめんなさい!美希の名前なんて出して嫌な思いしたよね?あの時は思考回路が回らなくて真っ直ぐな返事しか返せなかった。もっと考えて言えばよかったって反省してる!俺にできる範囲ならなんでもする!だから許してください!」
また沈黙が続いが、やっと響也も口を開いてくれた。
「風呂、入りたいから沸かして。んで、先に入っといて。俺、荷物整理してくる」
そう言って自分の部屋に行ってしまった。
ばかばかばか。俺の馬鹿。もっと考えて発言しろよな。
とりあえず、お風呂沸かさなきゃ。
風呂場へ行き、フタをしてスイッチを押してきた。
10分程経つと風呂が準備できたという音が聞こえたので先に入った。
お湯に浸かると疲れが取れて最高だ。
一日中歩いたり動いたりしていたから足にはかなり疲れが溜まっていた。
「ふー。気持ちー。生き返るー」
湯船に浸かり体を伸ばし、疲れを取ろうと試みるがなかなか取れない。
あんなに歩く機会なかなかないから今日の疲れはかなりひどい。
今日は色んな所に行けて楽しかったなぁ。クラゲとマンボウ可愛かったしバウワンでもたくさん楽しめた!
そして、ボリバに行って新作も飲めたし大満足。
公園で響也に告白されて付き合うことにもなったし最高すぎる一日だ。
家に帰ってからもイチャイチャしたし、これから響也と暮らすことにもなった。
嵐のように同居は決まってびっくりしたけど、毎日一緒にいられることはすごく嬉しい。
まるで新婚生活のようだ。
新婚生活と考えると頬が自然と緩んでしまう。だらしのない顔つきになっている。
でも、、、俺のせいでさっき喧嘩しちゃったな。。。
謝っても許してくれなかったし。。。
なんて言って謝ったら許して貰えるかわからないよ。。。
響也が風呂から上がったら謝ろう。そう決めて風呂から上がった。
「響也、お風呂出たから入っていいよー」
「わかった」
部屋から出てきた響也はまだ不機嫌。こりゃ、今日謝っても許して貰えなさそうだ。
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