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トラ先生絶叫する③にしおりをはさみました!
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トラ先生絶叫する③
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「あの…トラ先生、ぼくの裸見たいんですか?」
「へ、ふぁっ?」
ぼくが率直な疑問を口にすると、トラ先生は目をパチクリさせて奇妙な声を出される。
「いえ、その、…トラ先生はぼくよりも15歳も年上でおとなの色気があってたくさん
経験もお有りでしょうから、高校生のぼくみたいな青臭いこどもの体に興味があるとは
思ってなくてですね…すごく意外で…。」
「恋人なのよっ!あるに決まっているでしょうっ!あたしをなんだと思って
いるのっ!!無自覚もいい加減にしてちょうだいっ!」
がばりと起き上がると、赤い顔のトラ先生はクッションでぼくをぼすぼす叩かれる。
はっきりと肯定されて、ぼくも釣られて赤面する。
「あんなに触れているのに、興味がないのはるうちゃんの方でしょおっ!あたしはあれこれ
イロイロしたいのにっ!!」
きーっ、とまたまた猫目を釣り上げられ、どさくさに紛れて問題発言もされる。
「みんなあたしのことロリコンの変態中年男だと言うけれど、るうちゃんまでもそう思って
いたのっ?」
再びソファーに突っ伏してジクジク、さめざめと泣かれる。
…そこまでは思ってませんが、自覚はあったんですね。
「すみません。おつき合いする前からトラ先生はスキンシップが過剰な方だったので、気が
つきませんでした。」
ぼくは素直に謝り、おずおずとトラ先生に手を伸ばす。
「トラ先生に性的な目線で見てもらえて嬉しいです。ぼくは女の人としか経験がないので、
…勉強不足というか、…トラ先生と、そういうのが、抵抗があるとかは、無いですけど…。」
ぼくは話しているそばから恥ずかしくなってしまって、しどろもどろで声がだんだん小さくなってしまう。
トラ先生はピクリと反応され勢いよく顔を上げられる。
「本当っ!?るうちゃんっ!」
トラ先生がキラキラ目を輝かせてぼくをみつめられる。
「う…、はい。ですが、女性しか知らないんですよ。」
「うふふっ。るうちゃん、あたしを抱きたいのね?」
視線を反らしたぼくの顎をすくい上げて、とんでもなく色っぽい目で覗き込んでこられる。
「いいわよ!」
「へぁっ!?」
今度はぼくが奇妙な声を出してしまいました。
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